山内
腰痛とギックリ腰のセルフ灸
腰痛は早めのセルフアが肝心
こんにちは!このブログではお灸でセルフケアをはじめたい方に役立つツボや、予防に繋がるケア方法をご紹介していきます。
今回のテーマは「腰痛」です。
「腰痛」といっても慢性的なものや、急におこる「ギックリ腰」まであります。
かくいう私も実は「ギックリ腰」経験者…あの体を起こせない大変さ辛さを味わいました。
このような最悪の事態となる前に、腰にいつもと違う違和感を感じたら早めのセルフケアが肝心です。
セルフケアは、腰痛を長引かせずに緩和するなど、予防にも繋がります。
お灸は、腰痛のセルフケアにも効果的です。上手に活用しましょう。
魔女の一撃!ギックリ腰
ぎっくり腰(急性腰痛)の原因は不明です。
しかし、ギックリ腰や寝違え首を起こしてしまう方に、多く見られるのがお腹の冷えです。
筋肉が冷えると、体は防衛反応を起こして体を守ろうとします。
そのため、筋肉が硬くなり急な動きで炎症がおこって動けなくなってしまうのです。
しかし、他にも椎間板ヘルニア、圧迫骨折、内臓疾患などの原因から起こることもあるため、
思い当たる方は、病院の受診をおすすめします!
東洋医学からみた「腰痛」
東洋医学では、腰痛の原因のひとつに「腎」が関係していると考えます。
腎は生命力や生殖力の源である”気”を貯蔵しています。毎日のストレスや睡眠不足により”気”を消耗してしまうと腰痛を引き起こしてしまいます。
毎日の生活習慣を見直して腰痛を予防しましょう。
腰痛予防のセルフケア
カラダにいつもと違う違和感を感じたら、そのまま放っておかずに早めにセルフケアを取り入れることで、痛みの緩和や長引かせないことに繋がります。
ここでは、腰痛のトリガーポイントを引き起こさない、効果的な予防法をご紹介します。」
【予防1】運動
腰痛予防には運動が欠かせません。
普段から腹筋をしっかりと鍛えて腰痛で悩まない体にしましょう。
【予防3】姿勢
「反り腰」は腰の筋肉に負担をかけてしまいます。
踵にしっかり体重をかけて普段から腰に負担のかからない姿勢を心がけましょう。
先月号で特集した「姿勢」も参考に!
【予防3】生活習慣を見直す
冷たいもののとりすぎや、睡眠不足は腰痛の原因に。
筋肉に負担をかけず、疲れをためない生活を心がけてください。
【予防4】布団を見直しましょう
柔らかすぎる布団は腰に負担をかけてしまいます。
硬すぎず腰の沈まないものを選びましょう。
腰痛をやわらげるツボ
①志室(ししつ)腰痛を緩和してくれるツボ。
腰を温めて、痛みが出やすい部分にダイレクトにアプローチ。体のだるさにも効果的。
【見つけ方】
ウエストに手をあてます。親指があたっているところで押して気持ちよく感じるところ。
②後渓(こうけい)腰痛、首コリなど背部の痛みのツボ。
筋肉の痛みや緊張に効果的。ぎっくり腰など炎症がおこっているときは、遠くでアプローチ
【見つけ方】
こぶしを軽く握るとできる、小指側のシワの端にあるくぼみにあるツボ
腰痛に効果的なツボとお灸を上手に取り入れて急なギックリ腰にも怯えない、カラダに整えて行きましょう!
山内