薬膳レシピ

血瘀体質

血瘀とは、血の運行が緩慢になったり、停滞している状態をいいます。血瘀体質

主な症状

  • □ 皮膚や唇の色が暗い
  • □ 眼の下にクマ
  • □ 青あざができやすい
  • □ 爪がもろい
  • □ 肩こりや頭痛がひどい
  • □ 下の裏側の血管が黒い

解説

中国医学での血は人体の各臓腑・組織・器官を濡養して(栄養を与えて)おり、人体にとって必要不可欠な栄養物質です。

血の流れが悪くなり停滞することは、「痛みは固定痛であったり」「うっ血して黒ずんできたり」「肌がかさついたり」という症状が出やすくなります。

他の症状として、「顔色がどす黒くなり頭痛や胃痛などで刺すような痛みがある」、「夜間に症状が悪化する」、「舌や唇歯肉に青紫色の斑点が出たり」、「皮膚がガサガサしたりする」、「色素の沈着」「各種の痛み」「肩こり」「物忘れ」「不眠」「口渇」「月経血が暗黒色で塊がまじる」などがあげられます。

また風呂に入ると、「腕や足に打ち身のアザ、がくっきりと現れる」などという事もあります。

血瘀を改善するには、血の状態を良くし、流れを調える事です。

瘀血体質にオススメのレシピ

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先生のご紹介

村岡 奈弥(むらおか なや)料理研究家、国際中医師。 村岡 奈弥先生の写真
経歴
  • ・辻クッキングスクール退職後、フランスへ留学。
  • ・帰国後、カルチャースクールなどの講師、食品会社アドバイザーを務め、またチョコレートショップ「コンデトライ・クサカリ」(八王子)にて、チョコレート作りの修行をする。
  • ・料理教室「エミーズ」にてチーフコーディネーターを9年間勤める。
  • ・フランスの三ツ星レストラン「ミッシェル・ブラス」にて修行。
  • ・両親、医学博士、漢方医という境遇の中で、1995年、国立北京中医薬大学日本分校 食養・養生学科に入学。
  • ・1998年卒業し、「中医薬膳師」の資格を取得。
    その後、「国際中医師」の資格も取得。
  • ・2007年9月より 加藤 奈弥 から 村岡 奈弥 に変更し、
    現在、日本中医食養学会常任理事、国立北京中医薬大学日本校講師を勤める。

また料理教室を主宰し、新聞・雑誌などへの料理掲載、講演会、テレビ主演など。食品会社の新製品、ホテル、レストランなどのメニューの開発なども手がける。

著書
  • 「家族をいたわるスープブック」
    (講談社)
  • 「アンデスのスーパーフード キヌアレシピ」
    (成美堂出版)
  • 「乳がんの人のための日常レシピ」
    (株式会社ブックエンド)

(以下 加藤 奈弥 として出版の本)

  • 「いつもの野菜で薬膳する」
    (講談社)
  • 「おもてなし上手のシンプル四季ごはん」
    (中央公論社)
  • 「さびない漢方ごはん」
    (NHK出版)
  • 「からだの中からきれいをつくるパワーレシピ」
    (講談社)
  • 「乳がんの人のためのレシピ」
    (法研)
  • 「フルーツいっぱいのお菓子」
    (成美堂)
  • 「野菜の力で体の調子を整える」、
    「美肌のための野菜料理」
    (千趣会)

など。

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