漢方アドバイザー
山内

向島園さん竣工式スタッフレポート

こんにちは、和漢の山内です。

あっという間に4月ですね。

 

先日「白井田七。茶」の原料となるお茶を栽培している

静岡県藤枝市にある「葉っピイ向島園」の新工場竣工式に

コンシェルジュメンバーと参加してまいりました。

 

 

 

 

今回は「葉っピイ向島園 竣工式」の様子をレポートをします!!

 

 

3月末、晴天。

松岡と企画を担当している上田の4人で静岡に

向かいました。

 

 

 

「葉っピイ向島園」

静岡県藤枝市にある「葉っピイ向島園」は27代続く、有機無農薬栽培のお茶農家さんです。

 

「お茶の葉、1枚1枚がお金に変わる」この言葉どおり、先々代までは

大量生産・大量消費の高度成長期の時代、農薬を使ってお茶の葉を栽培していました。

 

現園主 向島 和詞(むこうじま かずと)さんのお父さまの代より

「お茶の樹を一つの生命体」として考え、お茶の樹本来の力を発揮できるように

無農薬栽培を始めました。

 

 

「農薬を使わない事は無能」と言われながらも信念のもと、日本のお茶農家で

初めて【有機認証】を取得しました。

やっと夢を実現したところで、お父さまは逝去されました。

 

その後、想いのつまった農園を当時18歳の現園主である向島和詞さんが継ぎ、

日本全国のお客様に「完全有機栽培」の向島園茶をお届けしています。

 

そんなこだわりの向島園の茶畑を竣工式の前に少しだけお邪魔しました。

葉が青く空気が澄んでいる、自然溢れた場所です。

 

 

茶畑を後に、向島園から車で5分の場所に

新設された「葉っピイ向島園 新工場」へ向かいました。

 

 

新工場は新設されるまでに構想約2年掛かり。

そこから昨年9月に施工が始まり今年3月に新工場が完成しました。

 

新工場は大きく、建物の周りには桜の樹を植樹しています。

 

 

早速受付を済ませると、

「葉っピイ向島園」35周年のパンフレットと竣工式の進行表をもらいました。

竣工式は今回初めて参加しますが、

 

パンフレットに目を通していると

 

「葉っピイ向島園」スタッフの薗田さんが。

 

 

お茶カラーの緑のネクタイで綺麗にきめていました。

竣工式の司会進行のため少し緊張されていましたがいつもの愛嬌ある姿で私たちを

迎え入れてくれました。

 

少し話しをしたあとにどんどんと人が集まり、あっという間に

向島園竣工式がスタート。

 

竣工式は多く方が参加していて、工場の工事を担当した方や

向島園のお茶に魅了されて利用されているお客様や地域の方。

また、行政の方もこられていました。

 

実は和漢の森メンバー、竣工式の参加は初めてで

式が始まると上田、小見、松岡、そして私山内は緊張で背筋がいつも

以上にピンとしていました。

 

 

多くの方に驚き緊張しているところに、向島園 園主の向島さんが登場。

 

向島さん、竣工式のために髪の色を明るくされていました。

参加した和漢の森メンバーも驚きみんなで顔を見合わせました。

 

向島さんより髪を明るくされていた理由は

「色んな方に支えられて今日を迎えられる事ができました。

新工場が出来るまでに色んな葛藤があり、たくさん考えた中で

今回の竣工式は今までにないのものしたい。

この髪色は向島園もそこに関わる方もいいご縁があるようにと思い

前日にこの髪色にしました。」と笑いを交えなが話されていました。

その向島さんの言葉に自分の思いをまっすぐと伝える大切さを知りました。

 

竣工式の中では、向島さんより新工場に携わってくれた方々への感謝の言葉がありました。

 

 

感謝の言葉は約20分程、通常だと何か台本を用意しているかと思っていたのですが、

台本を用意したわけでもなく当日に今までの感謝の気持ちを向島さんの言葉で

それぞれの方に伝えられていました。

 

自分の思いがまとまらずに台本を用紙して伝えることも間違いではありませんが、

その時に出る感謝の気持ちをその時の言葉にして伝えることも間違いではないと

感じ話しに聞き入っていました。

 

その後は新工場に携わった方々のご挨拶があり、お茶で祝杯をすることに。

 

 

みなさんの手元にあるお茶は向島園のある静岡県藤枝市のお茶です。

このお茶を皆さん手にもち掛け声のもと、飲んでいたところ・・・・・

 

私、山内。

向島園スタッフの薗田さんより依頼があり、お茶で祝杯のあとに。

ノンアルコールの飲み物で再度祝杯との事で、僭越ながら飲み物を運ぶ係に任命して

いただきました。

 

 

まずは1杯をお渡し、みなさんの手元にお渡ししました。

 

 

みなさんの手元に飲み物が行き届いたかな?と向島さんが確認していると・・・・

 

 

コンシェルジュの松岡だけ特大サイズの飲み物が!!

これは向島さんからのサプライズで昨年修行をがんばった松岡へのご褒美?だったようです。

 

皆さんの手元に飲み物が行き届いたところで向島さんより「乾杯」と一声が。

 

当然、松岡は飲みきれずに半分残して笑顔でごまかしていました。

 

祝杯のあとはテープカットへ

通常テープカットは数名の方がテープにハサミをいれる事が多いかと思いますが、

向島園のテープカットは一味違いました。

 

 

お茶カラーの緑色の紙テープを参列者の手元に行き届くように回していました。

緑色のテープが皆さんの手元に。

テープカットの声がかかると皆さんでカット。

 

普段と違うテープカットに戸惑いながらも皆さん笑顔でカットし

その後は記念撮影。

たくさんの方がこの日を迎えていたんだと感じました。

 

約1時間半の竣工式は終始笑顔が溢れ、向島さんの挨拶で終了。

 

向島さんの思いに刺激を貰い、お茶をたくさんの方に広めていきたいと感じた松岡。

向島さんの思いや信念を映像にし、たくさんの方に知って頂きたいと動く小見。

白井さんを通して向島さんと知り合い、共感している上田。

 

和漢の森メンバーはたくさんの形ないものを向島さんをはじめ、向島園の皆さんに

教えて頂きました。

 

茶畑を通して、いろんな方の想いを大切にこれからも

「ご縁を大切に」邁進してまいりますので宜しくお願い致します。

 

 

漢方アドバイザー
山内