漢方アドバイザー
山内
向島園さん お茶ワークショップ
こんにちは、和漢の森の山内です!
「1月は行く」「2月は逃げる」「3月は去る」の言葉があるように時間が経つのを
早いと感じながら日々邁進している今日この頃です。
皆さん、「白井田七勉強」、「白井田七。甕仕込み」「お茶摘み」などのお客様と
弊社スタッフがともに行うイベントや勉強会は既にご存知かと思いますが実は社内でも
研修や勉強会を定期的に行っています。
2月中旬、弊社の社内研修で「向島園お茶のワークショップ」が開催されました。
ワークショップの模様をお伝えします!
【向島園お茶のワークショップの始まり】
約4年程前より白井田七。茶のお茶生産者である向島和詞さんを講師に迎え、
和漢の森メンバーへ開催している勉強会です。
「完全有機栽培」にかける想いや「お茶の可能性」を話して頂くのと、「正しいお茶の
淹れ方」も教えて頂きます。
堅苦しい空気ではなく、向島さんの面白い話しや和漢の森コンシェルジュとの想い出
を面白おかしくも交えながら、向島園のお茶や生命について学べるワークショップです。
そのワークショップも、今年で4回目の開催になりました。
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お茶のワークショップ開催場所は和漢の森です。植物の影から失礼します(^^♪
ワークショップは向島園より向島和詞(むこうじま かずと)さんが
講師としてお話しやお茶の淹れ方を教えて頂いておりましたが、
なんと今回より講師は・・・・・
スタッフ松岡
昨年4月より約1か月間、向島園にて修行に行ってきました。
修行のきっかけが商品の原料ある向島園のお茶はどのように栽培しているのか
どのような想いで完全有機栽培を行っているのか実際に見て体験をしたい想いから実現しました。
お茶の木に触れて、生命のつながり、向島さんの想いを感じれた
大きな体験になりました。
その体験を松岡からコンシェルジュメンバーに向け
ワークショップ講師として伝えることに。
「白井田七勉強会」でここ数回、松岡のお茶についての話しの
時間はありましたが約2時間のワークショップは初めてで当日は
少し緊張しており向島さんから言葉をかけてもらい緊張をほどいて
いました。
左:向島さん、右:松岡
緊張もいい感じでほどけたところで・・・
お茶のワークショップスタート!」
「お茶の木を一つの生命体として考える」
「木にストレスを与えることなく、木本来の力を活かすことが大切。」
そんな想いから、農薬を使わない「無農薬」でお茶の栽培を
お茶所の静岡県藤枝市にて先代26代目の向島和光(よりみつ)さんが
始めました。
先々代までは大量生産・大量消費ので「お茶の葉、1枚1枚がお金に
変わる」と言われ農薬を使って栽をしていました。
そんな高度成長期の時代で「農薬を使わない事は無能」と言われ
ながらも信念のもと「完全有機栽培」のお茶を確立。
色んな人の想い、和光さんの行動で日本で初めて【有機認証】を取得しました。
夢、想いを実現したところで和光さんは逝去されました。
想いのつまった農園を当時18歳の向島 和詞さんが継ぎ、
今もなお信念を大事に日本全国、世界のお客様に「完全有機栽培」の
向島園茶をお届けしています。
向島園 27代目
向島 和詞(むこうじま かずと)さん
18歳の若さで突然稼業を引き継ぐ事になり試行錯誤の日々。
自然の状況に左右される中、「人」対「お茶」ではなく、
「生」対「生」という考え方が今の向島園を作り上げて
いるんだと思います。
向島さんの想いで、今では全国メディアや地元の新聞などで
取り上げられるほどに。
向島さんの信念と人生観に参加したスタッフは刺激をたくさん
もらいました。
【完全有機栽培へのこだわり】
「お茶の木を一つの生命体として」
向島園の先代より「生」と「生」の考えのもと、
【完全有機栽培】を始めました。
漢方アドバイザー
山内