山内

第2回:冷えニモマケズ、むくみニモマケズ、温かなカラダニナル 

 

​■不調の原因に自分でアプローチする

 

 

こんにちは!このブログではお灸初心者から「セルフ灸」マスター(上級者)になるために必要な、お灸力を鍛えます。(※「セルフ灸」とは、名前のとおり自分でお灸をすることです。)

毎回、季節のお悩みに合わせてお灸を据えるツボや、セルフ灸に役立つポイントを紹介していきます!

今回は「冷えとむくみ」のツボです。手元にお灸を用意したらレッツ・セルフ灸。

槇原敬之の曲になぞらえ、もう冷えなんて知らないよ絶対~♪。

一緒にお灸力をアップしていきましょう!

 

【冷えは万病のもと】

「冷え」による血流の滞りが進むと…肌荒れ・肩こり・むくみ・便秘・頭痛・腰痛・免疫力の低下などを引き起こし、女性の場合は生理不順などの不調が現れることがあります。

体がつらいと感じる前に、冷えが気になったらセルフ灸をするタイミングです。

 

​■ツボを攻略せよ~ツボの探し方

体がだるい、疲れがとれない。このような不調は「ツボ」を刺激することで手当をします。

「ツボ」は、内臓や体の内側につながっており、ツボに痛みやへこみ、くすみとなって現れます。

お灸は、不調のツボに、小さな熱刺激を与えて、血流をスムーズに!

手軽にツボにアプローチできるのが、お灸ならではの良さではないでしょうか。

 

 

お灸を自分でやってみると、わかりづらいのが「自分のツボ」です。

ツボの位置があっているのか不安なときは、本やネットで調べるのも手ですが、コツをつかむには鍼灸師さんにお灸をしてもらいに行くのもおすすめです。

人はそれぞれ体格や骨格も違うので、「自分のツボ」の位置は、本などで紹介されている場所とご自身の体では、多少のズレがでてきます。

自分で見つけるツボの探し方をご紹介します。

 

ツボ探しのコツ①】お灸をしたいツボの位置を確認し、ツボの周辺にあるへこみを探します。

指でやさしく皮膚の表面をなでたり、さすったりして指が止まるところ。

 

ツボ探しのコツ②】手足の指や足裏など皮膚がかさついているところ。

 

ツボ探しのコツ③】指で軽く押すと気持ちよさや、軽い痛み(圧痛)を感じるところ。

 

ツボを探すときは、皮膚の表面を指で軽くなでたり、さすったりする。ツボは強く押さない!ソフトタッチで探しましょう!

お灸でツボを温めて、肌のハリや、へこみに変化を感じたらセルフ灸に成功です。

とくに寒い季節は「腎」に影響が出て体も冷えやすくなります。

腎機能をアップさせるツボにお灸をして温かい体づくりをはじめましょう。

 

​■冷えとむくみのツボ

冷えとむくみのツボをご紹介します。

ツボを組み合わせることで、お悩みの症状の改善をサポートします。

 

①湧泉(ゆうせん)足の裏にある万能のツボ。

 

 

【見つけ方】足裏の真ん中より、やや上。足の指を曲げてグーをした時に、1番へこむ部分。

足の指をグーしたところはこちら▼

 

 

 

②気海(きかい)全身にアプローチできる万能のツボ

ツボの場所は、おへそより、指幅2本分下になります。

おへそに、「人差し指」と「中指」を揃えて置き、その下の部分になります。

 

 

 

健康を左右する臓器が集まっているお腹にある「気海(きかい)」は、元気がない体がだるい時、全身の気をめぐらせて冷えを改善します。

 

体の冷えを感じたら、2つのツボにお灸をして体の中から温めましょう♪

 

山内