中医薬膳師 廣瀬

やさしい漢方を担当しております廣瀬です。
漢方を身近に感じていただけるようなお話ができればと思っています♪
お気楽にご一緒いただければ幸いです。
紫陽花が色鮮やかに咲く季節となりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今月もどうぞお付き合いくださいませ。
6月の養生
■長夏の五臓…脾
■長夏の五色…黃
■長夏の五味…甘味
■長夏の五志…思
【脾】食べ物の消化吸収を担い、全身に栄養(気・血・水)を送り出します。水分代謝にも関わります。
【黃】自然な甘味のある黄色い食材がおすすめ!トウモロコシ、南瓜、ジャガイモ、サツマイモ、バナナ、
ハト麦など
【甘】ニンジン、カボチャ、山芋、大豆、米、ハチミツ、鶏肉、牛肉、鰯、鮭など
【思】思い悩みすぎると、脾を痛め、食欲不振や倦怠感などがあらわれます。さらに身体に必要な気血水
の生成が低下し栄養を供給できなくなり、全身に様々な不調を引き起こします。
中医学や漢方では最も湿度が高く、ジメジメとした暑い時期を「長夏」と呼びます。日本では梅雨の頃が
長夏にあたりますが、このジメジメとした湿気は「湿邪」となり、めまい、関節痛、下痢、軟便、
胃もたれ、倦怠感、うつなどの症状、膀胱炎の原因になることもあります。
「湿は湿を引き寄せる」ので、普段から体に余分な水や老廃物を溜め込んでしまっている方は特に注意
しましょう。
湿邪対策は、長夏の五臓である「脾」を元気にすることです。「脾」は体の中に入ってこようとする邪気の
侵入を防ぐ気の生成や水分代謝を担っている臓器です。
湿気を嫌い、冷えや疲れに弱いという特徴があります。ただでさえ脾に負担がかかる頃なので、食べ過ぎ
飲み過ぎは控えましょう。消化に良く、温かいものを摂る、深く眠れるように寝る環境を整えることも
大切です。また体に余分な水分を溜めないように汗をかくことも◎
お天気に左右されない半身浴や足湯などはいかがでしょうか?アロマオイルや入浴剤を入れて、リラックス
することも脾の養生になりますよ!
6月の養生ポイント
・冷たいものや甘いもの、お酒の摂りすぎに注意する
・運動で小汗をかき、体内の水分代謝を促す
・体を冷やさない
・除湿機などを活用する
おすすめ食材(バランスよく取り入れましょう)
■脾の働きを助けるもの
米、南瓜、長芋、ジャガ芋、キャベツ、ブロッコリー、干し椎茸、鶏肉、鰯、鰹、ナツメなど
■余分な湿を排出してくれるもの
キュウリ、トウモロコシ、ハト麦、モヤシ、冬瓜、小豆、大豆等の豆類、蛤や昆布など
■体を温め、めぐりを良くしてくれるもの
生姜、ネギ、三つ葉、大葉、ミョウガ、スパイスなど
中医薬膳師 廣瀬




