漢方アドバイザー山内

 

こんにちは、和漢の森 漢方アドバイザーの山内です。

 

25℃を超える「夏日」も多くなってきましたが、いかがお過ごしですか?

 

皆さまに笑顔と健康な日々を送って頂けるように

 

「二十四節季」に沿って、皆さまの心にちょ美っと笑顔になれるような養生を

 

お伝えさせていただきます。

 

 

小満~しょうまん~ 5/21~6/5頃

 

 

 

「小満」は日差しが強くなることで麦の穂も育ち、梅の実がつき始めます。

 

夏服への衣替えもこの時期にされていることが多いです。

 

 

西日本では数日ほど天気がぐずつく「走り梅雨」の時期でもあり、

 

早いところでは梅雨入りをしています。

 

春らしさを感じつつも、夏の様子を肌で感じながら梅雨を迎える季節の変わり目に

 

あたります。

 

季節の変化が感じやすい、節季でもあります。

 

 

胃腸のケア

 

 

 

この時期から夏場にかけて湿気の影響で体調を崩しやすくなります。

 

湿気は消化器系である胃腸の動きを弱らせ、消化吸収食欲不振を起こします。

 

また、水分代謝が落ちるので、むくみ、めまい、倦怠感がみられます。

 

そのため、湿気の時期は

 

①体を冷やしすぎない
②水分は喉が乾いたら摂る
③ストレッチ・ウォーキングで筋力を高める

 

などの養生を心がけましょう。

 

また、玄米やハト麦は体の余分な水分を排出するため、普段の食事に取入れていきましょう。

 

 

 

真竹(まだけ)

 

5月は「真竹(まだけ)」が旬の時期です。

 

筍は成長が早く、一旬(10日)ほどで成長し竹になることから「筍(たけのこ)」の

 

字があてられているそうです。

 

食べられるのはほんの数日のため、出会いものとして喜ばれます。

 

 

食べ方は、筍と土佐煮、筍ごはん、筍の天ぷらなどに調理して楽しめます。

 

成長すると数十年の寿命となり、筍の時期は一瞬です。

 

ぜひこの時期に味わいたいものですね。

 

漢方アドバイザー山内